そこそこな日々

遠くは下野国鹿沼にいる会社の友人が、別部署に行くのだーと言っていた。以前から仕事を辞める気満々だったのに、部署が変わるとこうも変わるのか。絶望した。(挨拶)
それはおいといて今日はなんとなく、aviutlの話でもしよう。エンコードをするにあたって多くの人が使うのが、TMPGEnc、aviutl、VirtualDubAviSynthなどだろう。その中で一番初めに使ってたのはご多分に漏れずTMPGEnc。動画編集を始めたころも今も、MPEG1が一番美しいと感じる種類の信者なもんで名前にMPGを冠してるこのソフトを使うのは必然であった。まあ、紆余曲折を経てaviutlに移行したわけだが、ここらへんを語ると実に単純で深い。要は動画に使うコーデックの所為であった。MPEG1は綺麗だが容量が跳ね上がるという実に正しい正比例を描いてくれる形式だったのですよ。そこで画質をあまり下げずに容量を下げたいと、多くの人が願った。何故なら保管媒体はHDDを除けば650Mか700MのCD-Rが最高だったわけだし。(…MOの1.3Gなんてーのもあったな、流行ってなかったけど。)今でこそDVDがでてるから一枚に全話とか無茶できるけど、当時は二時間の映画でさえ700M以内に収めるように何回も作り直したわけだ。(おお、忍耐強いもんです。できあがるのにPen3の800前後で28時間ぐらい平気でかかる。)コーデックはMPEG4V2かV3、DivX3(MPEG4の改良版)が主流で流れてDivX4、DivX5、XviDなどなど。DivX5ぐらいになるとWMVも7、8、そして現在の9へと移行していった、DivXも6になったね最近。今現在自分が使ってるのはWMV9のavi出力。マイクロソフトの思惑とは裏腹にDivXは家庭用の再生機器でも再生できるのが増えてたりします。とはいえ、一回コーデックをインストールしないと見られないので圧縮率や画質の点ではともかく「コーデックって何?」というパソコンに慣れてない人にはいまだ敷居が高い…のかな?。WMV9ならXP以降の人は何はなくとも見られるからそういう意味では汎用性が高い。話を戻してMPEG4にはコーデック的な欠陥がありまして、ベリノイズという四角いノイズが出るのですよ。その欠陥を何とかしたのがm4cというソフト。m4c はベリノイズや一定上目立つブロックノイズをすべてキーフレームとすることで消すエンコーダなのですが、使えるのはコマンドラインかaviutlの出力プラグインにするか。そこでTMPEGEncを使ってた私はaviutlへと移行したわけでした。後は単純にaviを使うならaviutlのほうが上だろうと考えたり、プラグインで処理項目が増えるのがカッコいいとか思ったから。使ってるプラグインは後日語る、今日はここまで。