歯を抜くのこと

普段何気なく使ってる歯ではあるが、痛くなれば話は別なわけで。めっちゃ気になる。先月だか先々月あたりに上の左奥の歯、俗に言う親知らずの一部が欠けた。どうも欠けたせいで食べ物の残りカスが溜まりやすくなったらしく元々虫歯だったのに悪化したようだ。痛い痛い。(本日治療をうけたところ、実際は虫歯のせいではなかったようだけど)
三ヶ月に一回は歯医者に定期検診に行っているのだが前回も前々回の時も「奥の歯は、歯の噛み合わせには関係ないですし軽い虫歯になってます。かといって治療も難しい位置なので、悪化しなければそれでもいいですが、気になるようでしたらそのうち抜きましょうね?」と言われてた。とはいえ歯医者で歯を抜くイメージってペンチをカチンカチンと音を立てながら気合いれて引っこ抜くイメージが(実際それはありえないとわかっていても)払拭できなかったので断っていたのだ。まあ、他に親からもらった歯ですし、と親知らずなのに思ったのもある。でも実害がでたので急遽予約して引っこ抜くことに。説明をしっかりしてくれて麻酔をうたれる。四箇所ぐらいかね?チクっとした痛みはあったものの全体的にたいしたことのないようで一安心。前もって「ペンチですか?」と聞かなかったのは自分を誉めてもいいと思う。いらん恥をかかなくてすんだから。
そして、ドリルか何なのか引っ掛けることができるような先端の尖ったものを抜く歯にさしこまれて上下に力をこめられる。看護士のお姉さん頼むから頭を強固に抑えないでくださいまし、動かしてるのは俺じゃなくて貴方のところの先生ですよー。時間にして五分ほどだろうから割とあっさり抜けました。うーん、虫歯になったのは俺の不覚だけど欠けたのは俺のせいじゃない、と自己弁護しながら抜けた歯を見る。やたらぶっとくて頑丈そうだ、・・・もったいないことをした。食べ物の味は舌だけで味わうものにあらずだからね〜。しばらく歯というか口の中で噛み合わせの違和感が残るけど仕方が無い、この感覚でつきあっていかねば。ううう、8020に行く前に一本減ってしまった。
さて、この抜いた歯はどうしたものか。もう生えないうえに上の歯だから屋根裏に投げる必要もないし・・・埋めとくか。